岩手短角和牛セシーナ パッケージデザイン

岩手県岩手町にある肉のふがね様が作った「岩手短角和牛セシーナ」のパッケージをデザインしました。
昨年「おいしい東北パッケージデザイン展」で優秀賞をいただいたことがきっかけでつながりが出来たお客様です。希少な岩手短角和牛と岩手沿岸の天然塩のみを使って熟成させた岩手の風土そのものが味わえる牛肉の生ハムとなっています。
この商品、昨年末に「にっぽんの宝物グランプリ」でグランプリを獲得するなど以前から話題となっており、本来であれば今年の2月にシンガポールで世界大会を控えておりましたが、コロナウィルスの影響により大会が中止となってしまいました。それに合わせて新しいパッケージも急ピッチで完成させたのですが、、デザインの力ではどうすることも出来ないこともありますね。
それでも、4月には無事に新しいパッケージで販売することが出来、評判も上場のようです。地元メディアや全国放送のTV、ラジオなどにも多く取り上げられて、徐々に知名度が上がっています。社長の府金さんの情熱の賜物だと思います。
この商品は今後さらに2つのタイプが登場する予定です。今回は12ヶ月熟成ですが、その倍の24ヶ月、さらに36ヶ月と熟成期間を長くした商品を開発中ですので、楽しみにしていてください。

Art Direction & Design:阿部拓也